相続税対策には生前贈与!メリット・デメリットを含めて特徴を徹底解説

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生前贈与をする人が急増しました

平成27年の制度改正による相続税の増税によって、比較的簡単にできる生前の現金贈与を行う人が増えるようになりました。 当ページでは、意外と知られていない生前贈与のメリットとデメリットを含めて、この手続きの特徴を紹介していきたいと思います。

生前贈与と名義貸しとの区別を明確にしておきましょう

被相続人が亡くなって税務調査が入った時に問われることは、「生前贈与なのか?名義貸しなのか?」というところです。 生前贈与であることを税務署に認めてもらうためには、まず「相続人が「もらったこと」を認識している」という事実が必要となります。 また、生前贈与の説明の際には、「贈与したことを証明できる書類」が必要となりますので、税務調査の準備として贈与契約書をきちんと作成しておくべきといえます。 生前贈与を受けた相続人は、自ら贈与税の申告を行う必要もあります。

メリットの多さで選ぶなら暦年贈与がおすすめ

一番簡単な手続きでできる暦年贈与は、配偶者、子供、孫、子の配偶者といった形で「もらう人数」が多いほど高い効果が期待できる方法です。 この方法の唯一のデメリットは、「相続発生前3年位内の贈与は相続税の計算に持ち戻されてしまう」ということになります。 しかし、例えば、10年分の贈与をした場合、税金がかかるのは7年分だけとなるため、メリットの方が高い贈与として知られるようになりました。

相続税の持ち戻しがない教育資金の一括贈与

教育資金に充当する1,500万円までを事前に贈与できる、贈与税が一切かからない制度です。 一括で高額の現金贈与ができるだけでなく、将来の相続税の持ち戻しが無いこともこの方法を選ぶ人が多い理由となっています。 教育資金の一括贈与で生じるデメリットは、もらった人が30歳になるまでの長きに渡って領収書の管理といった作業や手間がかかることです。

住宅取得等資金の贈与

住宅取得などの資金に充当するための贈与も、贈与税がかからない制度として知られています。 この方法で贈与を受けた人は翌年の3月15日までに居住用不動産の引き渡しを受けなければならないため、駆け込みで相続税対策をする方々にはおすすめできない方法とされています。

まとめ

相続税対策に繋がる贈与には、さまざまな方法が存在しています。 なかには「もらう人」の年代や人数、ライフスタイルによっては適さない方法も存在しますので、相続税・贈与税ともに詳しい法律・税務の専門家に相談しながら「自分たちに最適な生前贈与の方法を見出すこと」が理想と言えるでしょう。 ≫遺産相続の手続・流れについて詳しく見る
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